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中2理科 飽和水蒸気量 実況中継!

2016.05.09

こんにちは!

トライアングル個別学習塾の石田です。

さて今日の授業は、
理科『飽和水蒸気量』の授業中継です!


飽和水蒸気量と言うと何だそれ?という方が多いと思いますが、


日常的な現象に置き換えて言うと

・コップの周りの水滴
・窓の水滴
・山肌の霧の発生

などがこのことで説明できます。


まず、
飽和水蒸気量・露点とは何か?

言葉の意味から勉強しましょう。

飽和水蒸気量…空気中に含むことのできる水蒸気の限界値
       ※温度によって異なります。

露点…湿度が100%になる温度。



次に例を挙げて考えてみましょう!
温度25℃の時の飽和水蒸気量を30gとしたとき、実際に存在する水蒸気量が18gとします。
この時の湿度は

湿度=水蒸気量÷飽和水蒸気量×100 なので
 
  =18÷30×100
  
  =60%

となります。

温度によって飽和水蒸気量は異なるので、温度がこの状態で低くなれば湿度は?

高くなります!


すなわち、図のように
温度を15℃まで下げた時の飽和水蒸気量が18gとなるとき

湿度 = 水蒸気量 ÷ 飽和水蒸気量 × 100
   
   = 18 ÷ 18 ÷ 100

   = 100%

となります。
このとき15℃が露点となります。



これを更に冷やしていったとき、
水蒸気量が飽和水蒸気量よりも上に来た場合、
ホワイトボードの青い斜線の部分ですね

ここでは 8グラムが水滴として現れます。


これが最初に述べたコップの水滴や霧の正体です。


寒暖差があればあるほど発生しやすく、
山などで昼は暖かく、夜は涼しい環境の中ではより多くの水蒸気が水滴となるため、霧が濃くなります。

つまり霧は夏にしか起こらない現象です。
 


理科には暗記ではできないような理屈が存在しています。
ただ単に暗記でやるよりも、なんでそうなるか?を説明できた方がカッコイイですね!

中2理科 飽和水蒸気量 実況中継!

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