船堀の学習塾 トライアングル個別学習塾 の日記
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ご家庭でもできる教育法 PART1 レッテル効果 船堀の塾
2016.10.17
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こんにちは! さて今日は、ご家庭でもできる教育法 レッテル効果をご紹介 ~ 人間はレッテルを貼れるとそのように行動をする ~ という心理学的要素を使うやり方なのですが、 これは、 ピグマリオン効果(良い期待をかけポジティブな感情を抱くとその通りになる)と似ています。 例えば 非常によく効く薬と何の効用もないビタミン剤を患者に服用した結果、病気が治ってしまった。というケース。 ポジティブな感情、よく効く薬とレッテルが貼られたビタミン剤で病気が治るという実例です。 よくこんな光景を目にします。 『 勉強が苦手な子なんです 』とか『 数学が苦手な子なんです 』といった感じにレッテルを知らず知らずのうちに貼っているケースがあります。 子どもからすると『ああ、ぼくは(私は)勉強ができない子なんだな』と思うキッカケを作ってしまっています。 果たして勉強が苦手な子と決めつけても良いのでしょうか? よくテレビでも、よい期待をかけたことで子供が東大に入りました!なんてことがあったかと思います。 これはあながち間違えではなく、ポジティブな期待をかけたことで子供が良い方向に働いたケースといえます。 もちろん、子供は十人十色ですから期待をかけ続けるだけでうまくいく、こんな甘いものではありません。 しかし、 『あなたは勉強ができない子』とレッテルを貼るのか? 『あなたは実はやったらできる子』とレッテルを貼るのか?で大きく異なってくると思います。 ただし、多くのケースは こうやってレッテル効果やピグマリオン効果をかけるだけで成績が伸びると勘違いをしていることが多いです。 つまり前向きなことだけを言うことで、子供の成績が伸びると。 本当に大事な部分は、 『 あなたは、この成果を出すために、これとこれを行うと達成できます。私には、君がそれをできる可能性を十分にもっている思うなあ~』です。 期待だけかけられても、何をどうして良いかわからない。⇒ 結局、結果が出ない。 ⇒ やる気を失う。 何をすればよいかわかっている ⇒ それをやる ⇒ 成果が出る ⇒ やるきUP ⇒ 次のステップへ 新しいことや今自分のできないことをチャレンジするときは、不安がつきものです。 それができるかどうか?なんてわからないし、不安です。 では、成果を出す人は何でそれができるのでしょうか? これはスタートの段階で違いがあります。 例えば、 『 あなたの今の成績なら、ここが妥当だと思う 』 というか 『 あなたの今の成績なら、これをやると、あなたならここまでの可能性があるよ 』 というのか?全然違いますよね! 自分の今の実力で、やれるだろうと思わせること、思い込むことは非常に大切なことなんです。 これは他人から言われなくても、自分でも自問自答できることです。 『 私の実力であれば、この目標はやれば絶対に達成できる 』と前向きなレッテルを貼ってあげるのです。 そうすることで、今は高い壁でも実際やってみればそんな高い壁でもなかったと思うケースがよくあるはずです。 ご家庭で子供に勉強をさせたいと思うとき、 『 勉強しろ! 』とただ声掛けをするのか? まわりくどいかもしれませんが、別の言い方に変えるのか? これは、同じことを言うのでも、子供への伝わり方ややる気に大きく影響してくることだと思います。