船堀の学習塾 トライアングル個別学習塾 の日記
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新中1特集!中学で習う科目は何が一番難しい? 船堀の塾
2016.11.02
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こんにちは!塾長の石田です!
さて今日も新中1特集!
『 中学で習う科目は何が1番難しい? 』
です。 昨年の都立入試の平均点は、 過去13年の平均で
国語 64.9点
数学 56.6点
英語 56.2点
社会 59.3点
理科 59.0点
この数値だけを見ると 英語 < 数学 < 理科 < 社会 < 国語 というような平均点の低い順になります。
つまり、国語はそこまで差がつかないということです。流石日本人!
平均点が高いため、極端にできない限り他の子と差がつきづらいということですね。
こう見ると、英語が一番平均点が低く、苦手にしている子供が多いようです。
小学生から英語教育はされてはいるものの、中学に入り本格的に文法を学ぶようになり苦手にする子供が多いように見受けられます。
苦手になる原因は何か?
原因は
① 単語を覚えていない。
② be動詞、一般動詞の部分から実はあまり理解できていない。
③ 都立の入試はほぼ長文読解
というところでしょうか。
漢字が読めなければ日本語の文章が読めないように、英語も単語がわからなければフランス語を読んでいるのとさほど大差ないということです。
次に数学
数学は苦手・得意がわかれやすい科目ですね。
中1で習う単元の多くは小学校の復習問題です。(新たに解放は増えますが)
小学校からの内容で苦手になりやすい単元は、
① 分数・小数の計算
② 割合・百分率
③ 速さ
などです。これは小6の段階で克服しておきたい部分です。
実は、苦手になる時期は3段階あります。
1回目 中1の1学期 ⇒ のっけからついていけなくなる。
2回目 中1の2学期 ⇒ 方程式や比例のグラフなどが出て意味不明に
3回目 中2の1学期 ⇒ 連立方程式が出てきて、もう無理!
中2の1学期で苦手にさえならなければ、そうそう苦手にはならないでしょう。連立方程式がしっかりとできない子供は、2学期の1次関数で間違いなくつまづき、そして高校の数学でもつまづくことになるでしょう。
もちろん中1の内容が基本ですから、
中1でつまづいている = 中2でもつまづく ⇒ そして高校生までさようなら状態!
こうなります。お子さんを将来大学まで行かせたい!というご希望をお持ちの保護者様!
実は、中1の最初の時点の頑張りが、今後の6年間を左右するんです。
数学と英語は、6年間つながりがあります。
したがって、早いうちから手を打っておいた方が良いのです。
この話をすると、多くの保護者様が納得していただけます。
受験のためだけの勉強ではなく、将来の可能性を広げるための勉強であってほしい!そう思って指導しています!
こんなお話も少し
中学受験をしている子供たちは小3から塾へ通っています!
当たり前ですが、中1の時点で圧倒的な差がついています。
もちろん中学時代頑張ってその差を埋める子もいます。
学校の上位10%といったところでしょうか?つまりの残りの80~90%前後の人は、中学時代の中では追いつけずに終わるということです。
小学生から塾に通わせるなんて、そんなこと考えられない! なんて思う方もいると思いますが、それ自体は否定しません。
しかしながら、
世の中には、自分の子供よりも圧倒的に勉強をしている子供たちが一杯いるということです。
将来、スポーツ選手で食べていく。芸術家として食べていく。はたまた、芸能人になる。などという目標は大いに結構!
ですが、ほとんどの子供たちは民間企業に勤めていくことになります。
そう考えれば、
勉強を小さいころからやらせることは、特段変なことではないはずだと思います。
小学生のうちから自分から勉強したい!
という子は稀ですが、そう考えれば、お父様・お母様の教育熱がお子様の学力に比例する現実も見えてきます。
お子様の可能性は 習い事だけではなく、勉強にも向けられてもおかしくはないと思います。
習い事やスポーツは、私も必要だと思います。
勉強だけの人生なんてつまらないですし!ただ、スポーツをやっているから勉強をしない!というのは何だか違う気がしませんか?
小さいころから勉強をやる習慣をつけた子供とそうではない子供では、成績が伸びる度合も変わってくることでしょう。
新中1となり、 学校に慣れてからなんて思っていては、手遅れになることもありますので、 学校に良い意味で慣れるためには、やはり勉強で上位にいさせてあげることが大切だと思います。 中学生活の90%は勉強で構築されていますから。
中学に上がる前に、英語と数学!これはやっておきたいところですね!